33: ◆O.FqorSBYM[saga]
2019/02/05(火) 21:52:53.78 ID:4nY8lxvX0
もこっち「...ね、ねも?」
たまらない、まるで怯えた猫のようなその眼差し。
久しぶりに取れてしまったマウントは深夜の勢いも加担する。
耳元に吹き付けられたのは、淡い吐息。
ネモ「────ふーっ...」
もこっち「──うひゃいっ...!?」ピクッ
ネモ「...あはは、クロにしては可愛い反応するじゃん」
もこっち「...くぅ」
ネモ「あは...は...って、クロ?」
もこっち「うぅ...お前なぁ...」
ネモ「だ、大丈夫...?」
もこっち「マジで...耳弱いから...やめてくれぇ...」
ネモ「...」
ネモに働いたのはどの感情なのか。
スカートめくりをした時以来のこの表情。
ちょっとしたイタズラのつもりが、蠱惑を見る羽目になるとは。
ネモ「...クロって、不思議だよね」
もこっち「あん...?」
ネモ「んーん、なんでもない...戻ろっ?」
もこっち「あ、あぁ...」
〜〜〜〜
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