15: ◆O.FqorSBYM[saga]
2019/02/05(火) 21:36:43.55 ID:4nY8lxvX0
〜〜〜〜
???「...」
薄暗い夕方の道を歩く男が1人。
目には隈ができている、それはあの家族の血筋。
彼はもこっちの弟、智貴が家へと帰ろうとしていた。
智貴「...」
智貴(...今日は親父たちが帰ってこねー日だったな)
智貴(アイツと2人きりか...嫌な予感がする...)
そんなことを考えていると辿り着く。
自宅の玄関の扉がいつもより重苦しく感じる。
そのはずだった、しかし耳をすませば居間の方から何かが聞こえる。
智貴(...なんか話し声が聞こえるな)
智貴(電話でもしてんのか? まぁとりあえず家に入るか...)
────ガチャッ!
扉を開けると誰かが反応した。
律儀に弟を出迎える姉、だがそれだけではない。
聞き間違えではなければ足音は余計に2つ聞こえる。
もこっち「おかえり」
ネモ「おかえり! お邪魔してまーす!」
ゆり「...」
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