【オリジナル・異世界転生】少年「力の無い僕が異世界で本当に強くなるまで」
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21:名無しNIPPER
2019/02/02(土) 14:13:13.61 ID:0wWpNs9sO
僕は朝から体力作りを兼ねて武闘家娘さんと二人で川まで水汲みをする事になった。


バチャッ バチャッ

ジャリッ…ジャリッ…



少年「はあ…はあ……っ、水って……こんなに重たいんですね……」バチャッ

武闘家娘「ほら、頑張って〜。あと1周あるからね」ジャリッジャリッ

少年(意外とある距離をあと1周…辛い…でも、頑張らなきゃ)


武闘家娘「あとさ、ため口でいいからね。私の方が年上って言ったって1つしか違わないんだしさ」

少年「はい……うん」

武闘家娘「小柄で力の弱い魔法使いちゃんも前はすぐ腕が疲れて動けなくなってたけど、しばらくやってたらある程度は出来るようになったからさ」

武闘家娘「君も続けていれば慣れてきて、ちゃんとやれるようになるよ」

少年「…ありがとう」

武闘家娘「君さ、昨日の話聞いた感じだとたぶん自分と他人を比べて勝手に色々落ち込んだりしちゃうタイプでしょ」

少年「え!?」ビクッ

少年「う…うん…」

少年「昔からだよ…自分と周りを比べて、自分のダメさに絶望して、頑張ったって周りより優秀にはなれないって…ますます何も出来なくなって」

武闘家娘「あはは、まあ気持ちは分からなくもないけどね。でもさ…」

武闘家娘「人と比べてしか自分を評価できないのって何だか寂しいよ」

少年「え?」

武闘家娘「いいんだよ、人と比べなくたって」ピタッ

武闘家娘「いいんだよ、他の人より出来ないことがあったって」

少年「…」

武闘家娘「ああ、もちろん誰かを『目標』にするのはいい事だよ。頑張るためには大事だからね、私にも師匠より強くなりたいって目標はあるし」

武闘家娘「でも、自分より優れた人と比べて落ち込んで諦めたり、逆に弱い人と比べて優越感に浸るとかは、良くないと思うんだ」

武闘家娘「大事なのは人より優れているかどうかじゃなくて、過去の自分と比べてどれだけ強くなれたか…じゃ、ないのかな」

少年「…過去の自分…」

武闘家娘「大丈夫だよ、強くなれるよ」

少年「…そうかな…」

武闘家娘「一緒に頑張ろう」ニコッ

武闘家娘「さ、もう1回バケツ持って!行くよ!」

少年「うん!」




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