111: ◆YySYGxxFkU[saga]
2019/02/02(土) 21:51:03.18 ID:eAg+4cOD0
示し合わせたわけじゃなかった。
そのような時間はなかった。
二人とも十神の嘘を見破ったわけではない。
今持って自分以外全てが敵だと思っている。
希望が同じであれば争う必要がないと気づいていない。
それでも希望は一緒だった。
敵であろうと助けた。
当然のことだ。
それが二人の絆なのだから。
辺古山「おおおおおおおおっ……!!」
木の棒を大上段に掲げる。
大神の防御を打ち破るため、全力の一撃を放たんがために。
九頭竜「いけええええええっ……!!」
九頭竜の声援も乗せたその一撃は――。
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