グズマ「何が島巡りだ!カントー地方だ!」
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91: ◆akrJA.dFs.
2019/01/28(月) 11:58:42.26 ID:jthZPqYr0

ナツメ「…」

バッ!

プルメリ「ハァ…ハァ…念力が解けた…」

ナツメ「私も勝手にアナタの頭の中を覗いてゴメンなさい…私は生まれつき強いトレーナーのことが勝手に頭に入ってきて予知してしまうの」

プルメリ「だからグズマのことを…」

ナツメ「えぇ…アナタのことは一年前から知っていた。でもこの地方に来るのは予知では見なかった」

グズマ「あ?だったら予知できていねぇじゃねぇか」

ナツメ「私が見た未来とどうやらズレが出たらしい。私が見た未来のアナタは…」



ナツメ「辛そうだった…」



グズマ「…」

ナツメ「誰もアナタを認めない…敬まない…それを自ら悟ったアナタは人の前から姿を消した…」

ナツメ「ドクロの模様を付けた組織を作って島のはぐれ者を集めて白くて黒い組織の為に働いていた…」

グズマ「白くて黒い…?なんだそりゃ…?」

ナツメ「わからない…一番偉い人は綺麗な髪、綺麗な顔立ち…全身を白で纏った女性だった。唯一アナタを認めた人物…」

ナツメ「そしてアナタはその人とここではないどこかの世界へ行き…私が見た未来はここまで…」

グズマ「成る程な、そんな未来があったのか、それも悪くなかったな」

ナツメ「何が原因でズレたかはわからない…私の未来予知が外れたことは今まで一度もなかった…」

ナツメ「だから『今の』アナタにも訪れる未来かもしれない…だけどそんなことは私どうでもいいの」

グズマ「…?」

ナツメ「私の未来予知から外れたアナタ…とっても興味がある。明日のジム戦楽しみにしてるから」

と言い去っていく

グズマ「未来予知に念力に心を読むねぇ…こりゃ相当骨が折れそうだな」

プルメリ「他の超能力は本当かもしれないけどアイツの未来予知は絶対外れるよ」

グズマ「? どうして?」

プルメリ「アイツが言うにはアンタを認めてくれた人は一人しかいなかったんだろう?そりゃこの時点で外れてるんだよ」




プルメリ「島のアイツらも何よりあたいがアンタを認めてる。そんな悲しい未来あってたまるかよ」








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