21: ◆V7Lv5KATKg[saga]
2019/01/24(木) 22:43:50.61 ID:BQ0J3LkI0
ルザミーネ「アローラ。ご無沙汰しております」ニコッ
ククイ「ルザミーネさん…」
バーネット「こちらこそ。この間の会食はとっても楽しかったわ」ニコッ
サトシ「スイレンのママだ…スイレンを探しに来たのかな?」チラッ
スイレン「」ガタガタガタ
ナギサ「ブイ…」ガタガタガタ
サトシ「……?スイレン?」
ルザミーネ「ごめんなさい。どうやら少し目を離した隙に……ウチのスイレンが迷惑をお掛けしたみたいで…」
ククイ「い、いや…迷惑だなんてそんな…」
ルザミーネ「スイレン?謝りなさい」
スイレン「」ビクッ
スイレン「………ご、ごめんなさい……お母さ…」
ルザミーネ「……謝る相手が違うわ。私ではなく、ククイ博士にバーネット博士。それに…サトシくんにでしょ?」ニコッ
スイレン「………ご、ごめんなさ…」
サトシ「ごめんなスイレン?俺がスイレンを勝手に連れだしたせいで…」
スイレン「……え?」
ルザミーネ「……連れだした?」
バーネット「……ククイくん」チラッ
ククイ「ああ…」コクッ
ククイ「ルザミーネさん。すみません、ウチのサトシ、挨拶周りが嫌でコッソリ脱け出しちまったみたいで…」
バーネット「それで……たまたま知り合いだったスイレンちゃんを見かけて連れだしたみたいなの。謝るのはこっちの方よ、ごめんなさい。ルザミーネ、スイレンちゃん」ペコリ
サトシ「スイレン、ルザミーネさん。ごめんなさい」ペコリ
ピカチュウ「ピカ」ペコリ
ルザミーネ「い、いえ……」
スイレン「サトシ……」ウルッ
ナギサ「ブイ…」
ルザミーネ「………………」
ルザミーネ「(ククイ博士とバーネット博士はアローラにおけるポケモン研究の権威、親しくしていれば何かと都合がいいわ。ここは合わせておくとしましょう)」
ルザミーネ「フフッ、サトシくん…男の子らしく、とっても元気でいい子なんですね?」ニコッ
ククイ「ま、ウチのサトシはげんきのかたまりみたいな子ですからね」ハハハ
バーネット「元気過ぎて困っちゃうくらいにね?」ウフフ
サトシ「へへっ」ニッ
ルザミーネ「フフフ」ニコッ
ルザミーネ「(まぁ、とは言え…)」チラッ
サトシ「?」
ルザミーネ「(このサトシくんはバトルバトルで博士達の跡を継げるような子には見えない…コネでキープしておくのもいいけど……)」
スイレン「サトシ…」
ルザミーネ「(…スイレンは随分とこのサトシくんを気に入ってるみたいだけど…スイレン、貴女にサトシくんは相応しくないわ。貴女にはもっと上流階級の子を狙ってもらわなくちゃね)」
ルザミーネ「(それに…噂によれば、王国警務部隊隊長のクチナシ氏の愛娘、アセロラ嬢がサトシくんを気に入っていると言う話も聞いたことがあるわ)」
ルザミーネ「(くだらないことで王室関連と揉めるのはごめんね…そうと決まれば長居は無用。一刻も早く、この場から立ち去りましょう)」
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