マクギリス「インフィニットストラトス…胸が踊るな」
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411: ◆3DtvXoE6Vc[saga]
2020/02/24(月) 01:22:22.06 ID:y39skoFs0
マクギリス「…」

楯無「…」

楯無「お邪魔しました」

マクギリス「いや待ってくれないか。…とりあえず、茶でも飲んでいけ。このまま放置されたのでは流石に困る」

紅茶を、二人分淹れる。ゆっくりと、楯無はそれに口を付ける。

楯無「あー…あの気合いの入れっぷりだったから、告白するもんだと思ってたのよー…」

マクギリス「…確かに、かなり気合いの入った品だった。…言われたよ、私がこの学園に来て良かった、と。幸せなら良い、とも」

楯無「…そっかぁ。あの子はそんな事考えてたのねえ…」

マクギリス「…それで、君はどうするつもりだ?」

楯無「さっきのは聞かなかった事にしておいて。日頃のお礼。なんだかんだ、付き合ってくれてるから」

マクギリス「振り回している自覚があるならもう少し自重して欲しいのだが?」

楯無「それは無理かなー。紅茶、ありがとね。おやすみなさい」

飲み干して、そそくさと席を立った。

マクギリス「…ああ。おやすみ、刀奈」

驚いた顔で振り返る、刀奈。一瞬微笑むと、『楯無』の笑みに戻る。

楯無「…本当、ズルイ人ね。余計欲しくなっちゃうわ」

マクギリス「約束だろう?二人きりの時は、そう呼ぶのだと」

楯無「…ありがと。じゃあね」

マクギリス「ああ。また、な」

こうして、二人だけの秘密のアフターバレンタインは過ぎていった。

マクギリス「…ビターも、たまには悪くない」




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