マクギリス「インフィニットストラトス…胸が踊るな」
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289: ◆3DtvXoE6Vc[saga]
2019/07/07(日) 20:24:30.03 ID:DNCrFlhk0
「不様だな、オータム」

オータム「うるせえ!まだ機体に馴染んでねえだけだっての!」

ゼフィルスのビットと真紅の機体のビームが包囲網をズタズタにする。その隙にオータムと呼ばれた女は機体のコアを外し、その機体の自爆機能を起動した。

「これ以上は少々厄介になる。今の内に離脱するぞ、エム、オータム」

真紅の機体のパイロット…仮面を付けた男が、そう発した。

マクギリス「逃すものか…!」

真紅の機体への突進を、キマリスに阻まれる。

それと同時に、オータムが捨てた機体が爆散する。…その隙に、既に敵影は消えていた。

マクギリス「…逃した、か。無事か、皆」

シャル「うん、なんとか…ラウラが爆風を逸らしてくれたから」

楯無「あの赤い機体、ただ者ではないわね。男な上に、あの実力…」

一夏「ちくしょう、なんなんだあいつらは…!」

マクギリス「無事に済んだ事を喜ぶべきだろう。課題は増えたが、な…」

そう口にしながらも、内心解っていた。これだけの数の専用機、二機のガンダムフレーム。それがたった四機に掻き回され、誰一人捕まえられなかった。この世界に来て初めての、明確な敗北であった。


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