マクギリス「インフィニットストラトス…胸が踊るな」
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109: ◆hr.zeVR57.[saga]
2019/02/24(日) 08:59:51.78 ID:NAY8rC+YO
マクギリス(あれは、ドイツの…ラウラ・ボーデヴィッヒか。しかも最新鋭機まで用意してのお目見えとはな)

その彼女…ラウラ・ボーデヴィッヒの視線は、一夏にのみ注がれていた。

一夏「なんだよ、何か用かよ」

流石に初対面で頬を打たれたのだから警戒していたようだった。

ラウラ「織斑一夏、貴様も専用機持ちだそうだな。ならば話は早い。私と戦え」

一夏「お断りだ。理由がねえよ」

ラウラ「貴様に無かろうと私にはある。理由が無ければ戦えんと言うなら、理由作りくらいはしてやろう!」

ラウラが右肩側に装備された、巨大なレールガンを一夏に向け、発砲した。

マクギリス(愚かにも、程があるぞ…!)

即座に間に割り込み、跳弾を避ける為ヴァルキュリアブレードで弾丸を地面に叩きつけられる軌道に強引に変更する。着弾した弾丸が、盛大に砂埃を巻き上げる。

ラウラ「何…邪魔をするな、部外者が」

マクギリス「邪魔以前の問題だと気付けないのか?模擬戦用に貸し切りにしている時間帯ならばまだしも、今は既に周りに起動テストや調整を行ないに来た生徒もいる。彼女達に万が一今のが当たっていればどんな事態を招くのかすらわからないほど、ドイツ軍人とは愚鈍なのか」

ラウラ「貴様…マクギリス、と言ったな。私を邪魔するのならば、貴様から…!」

スピーカーから、咎める教師の声が響いた。

ラウラ「…今日の所は引いてやろう。だが、私の前に立ち塞がるならば、貴様から潰してやる」

そんな捨て台詞を吐きながら、彼女は去っていった。


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