渋谷凛「連れていってほしい」
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7: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/01/18(金) 23:49:12.15 ID:pSLCOGdy0

――ファミレス

凛「イメージって言っても、やっぱり最初は宇宙が出てくるよね」

亜季「曲の雰囲気で、見えてくるのは確かに星空であります」

乃々「……」

凛「乃々は?」

乃々「あの、変なんですけど……真っ黒な雲に覆われて、何も見えない夜空です……」

凛「そうなんだ。ふーん……確かに雨が降ってることも書いてあるよね」

亜季「その暗い夜も突き抜けて、そこまで行こうということでしょうか」

凛「地上では雨が降っていて、手を伸ばせば銀河にも届きそうな空に、私達はいるのかな」

亜季「空よりももっと上、宇宙空間まで行っているのかもしれません」

凛「あ、じゃあ、銀河までの旅の歌とか」

乃々「辿り着くのが……ゴールじゃないんです、そこから『さよなら』してますから……」

凛「そっか、確かに」

亜季「銀河で二人、旅、別れ、とくると『銀河鉄道の夜』を連想するでありますな」

凛「宮沢賢治の?」

亜季「ええ」

乃々「もりくぼも、最初それが思い当たって、読んでみたんですけど……」

凛「けど?」

乃々「……言葉だけ取ると連想はしやすいんですが……ちょっと噛み合わない気がして」

亜季「確かに、最後に笑い合えるお話かというと。しんみりとするお話でありますから」

乃々「それに……銀河鉄道をモチーフした歌なら、デュエットで歌うんじゃないかと思って……」

凛「なるほどね」



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