8: ◆V7Lv5KATKg[saga]
2019/01/15(火) 21:02:08.46 ID:Lu7ZEYHl0
翌日
畑
畑「」
バーネット「う、嘘でしょ…?」ガクッ
ククイ「こ、これは……畑がすっかりもえつきるになっちまって…」ガクガク
バーネット「…そんな…」
ククイ「…すまないバーネット…俺がもっと早くに気付いていれば…」クッ
バーネット「…自分を責めないでククイくん…私も同罪よ…それに…」
バーネット「こんなことをできるのはあいつらしかいないわ!」キッ
ククイ「…ああ…ポニヶ島の鬼…だな…」ギリッ
バーネット「…と、とにかく…できるだけポニたろうには秘密にして…」
「博士達ー!」
ククイ・バーネット「」ビクッ
ハプウ「怒鳴り声が聞こえたようなのじゃが…何かあったのか?」ヒョコッ
ククイ「来るなポニたろう!」
ハプウ「え?」
畑「」ガラーン
ハプウ「………え?」
ハプウ「な、なんじゃ?畑が……焼かれてる?」スッ
バーネット「ポニたろう……」
ハプウ「………博士達と一緒に育てたポニ大根も…」ヒョイッ
ハプウ「………ゼンリョクで耕した畑も…全部…」ウルッ
ククイ「……………」クッ
ハプウ「うぅ…」ウルッ
ハプウ「うわぁああああああん!!」ビエーン
その日ポニたろうは泣いた…心の底から…
自分や博士達が時間をかけ、丁寧に…愛情を込めて作った畑が何者かによって
たった一夜にして焼け野はらにされたからだ
ハプウ「うわぁああああああん!!」
ポニたろうのそのやりようのない怒りと哀しさを秘めた泣き声は…
一晩中、隣の島まで響き渡ったという
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