49:名無しNIPPER
2019/01/11(金) 21:03:31.45 ID:6bUZbsq+0
「要は俺が君に可能性を感じたんだ! 俺の元でプロデュースのいろはを学んで未来のトップアイドルを育て上げようっ!!」
プロデューサーさんは目を輝かせて俺の肩を掴んだ。この人、スカウトでもこんなことしてんじゃ無いだろうな……。
「待ってください……。気持ちは有難いですけど、一生の決断になるかもしれない事をすぐには決められませんって」
「そ、それもそうだな。でも俺はいつでも待っているぞ、本田くん!」
「そ、それじゃ失礼します……」
暑っ苦しさマシマシな未央のPさんから逃げるように、俺はその場から立ち去った。
アイドルのプロデュース、かぁ。考えた事もねぇや……。
背中を押すだとか、人当たりだとか、挙げ句ティンとか。
とりあえず仕事するか。
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