本田未央「うちの兄貴の華麗なる(?)日々」
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47:名無しNIPPER
2019/01/11(金) 21:01:43.17 ID:6bUZbsq+0
「君は、Barで日下部さんと話をしたり大沼さんの宿題を手伝ったりしたろう?」

「は、はぁ」

それがなんだって言うんだ。あんなの雑談と押し付けられた手伝いだ。

「どちらも決定打では無いかもしれない。でも君は彼女たちの背中を押したのは事実だ」

まぁ、格好よく言えばそうかもしれなくもない、のか?

「プロデューサーの仕事は多岐に渡る。でも俺は中でも“アイドルの背中を押す”事に重要さを感じているんだ」

「背中を押す、ですか……」

「あぁ。どんなダイヤの原石であっても、最後に彼女が舞台に立つために必要なのは一歩を踏み出すことだ」

「でもそれは決して容易ではない。どんなにレッスンを重ねても足がすくんでしまう時がある」

「その時に必要なのが、背中を押してあげる事なんだ」

……確かに、未央も毎日遅くまでレッスンをしてたかと思ったら部屋の隅で体育座りをしてるなんて事は何度もあったなぁ。


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