21:名無しNIPPER
2019/01/11(金) 20:32:44.32 ID:6bUZbsq+0
「むぅ〜! 信じてないでしょっ! はいっ、免許証!!」
お嬢ちゃんは俺に水戸黄門の印籠の如く自前の免許証を突き出した。
日下部若葉、生年月日は……本当だ。こんな子が俺より年上だなんて。
「これは失礼しました。注文はホワイト・レディでよろしかったですか?」
「えぇ、お願いしますね!」
お嬢ちゃん、もとい若葉ちゃんは薄い胸を張って自信満々に答えた。
「じゃあお詫びの印に…これは俺からの奢りね、若葉ちゃん」
「ありがと、って! 若葉ちゃんって何よー!」
「ふふっ、いいじゃないそのくらい」
礼子さんが今度は俺に助け船を出してくれた。
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