105:名無しNIPPER[saga]
2019/01/08(火) 00:29:05.92 ID:X8XU6aev0
ジュウゾウ「これで、クロセさんの頼んだ物は揃った筈だけど」ガサガサ
ジュウゾウ「…あれ?あの模型店、妙に人が多いな」スタスタ
子供1「すっげー…。何だあのガンプラ…」
子供2「ほう、バンシィとオーキスですか。大したものですね」メガネクイッ
子供1「オーキス…って…。似ても似つかないんだけど…まさか、フルスクラッチ!?」
マリーダコスの人「…?これ、凄いの?」
子供2「バンシィに合わせてコアブロック部分を調整するだけでなく、武装にも色々な工夫が見られる」
子供2「素晴らしいと思います。前にテレビで見たガンプラを彷彿させる色使いだ」メガネクイーッ
マリーダコスの人「テレビ…。あ、お歌の番組を予約するの忘れてた…」ショボン
ジュウゾウ(模型店に入ってまず目に入ったのは、1Mはあろうかというガンプラだ)
ジュウゾウ(その持ち主と思われる人はマリーダ・クルスのコスプレをしている高校生くらいの人だ)
ジュウゾウ(僕もガンプラを作ってるから、その凄さは分かる。けど…)
ジュウゾウ(ちょっと凹むなぁ…)
マリーダコスの人「あの、少しいい?」
ジュウゾウ「…え?何ですか?」
マリーダコスの人「ここ、どこ?あと、今何時?」
マリーダコスの人「ご飯の時間までにホテルに帰らなきゃ、怒られちゃうの」
ジュウゾウ(これが、僕とサーニャ・オルロフの出会いだった)
ジュウゾウ(この時は、この出会いが僕たちの運命を狂わせるとは、夢にも思わなかったんだ…)
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