15:一次 ◆T6gcRY9JL6[saga]
2019/01/05(土) 20:02:57.00 ID:lIKY1exP0
ダレン「俺の能力銃の名は『トミーガン』。着弾地点に的を出現させ、通常弾を必中にする能力。つまりお前の命はもう、俺の気分次第ってわけだ」
ダレン「……なんで通常弾で殺さなかったか分かるか?お前を利用するためだ。お前、名前は?」
メイリン「……メイリン・リンシャール」
ダレン「そうか、メイリン。お前に命令する。『俺を守れ』命令に背いた場合……つまり俺が死んだ場合、通常弾をお前の額に放つ」
メイリン「そんな、どうして、こんなこと……」
ダレン「お前馬鹿か?この試験が殺し合いだからだよ。ほら、命令を受けるのか受けないのか、どっちだ」チャッ
メイリン「う、受ける!受けるからっ!」
ダレン「OK……それで、二対一だけど、あんたどうする?」
団子郎「えっ?」
ダレン「見ての通り、俺は俺以外の受験者を全員殺すつもりだけど……今、やるか?」
団子郎「いっ、いや!今、俺から仕掛けるつもりはない!俺からは……」
ダレン「……あっそ。まぁ、『あん時生かしときゃ良かった』なんて後悔するのもつまらねぇ。今は生かしといてやるよ。今は。それじゃ、先を急ごうぜ」
団子郎「あ、あぁ……」
団子郎(あの少女、いや少年の眼光は、鋭く冷たい物だった……。そうだ、これは試験)
団子郎(一人しか生き残れない試験……『リボルバー』……最後の一発以外は撃ち出され、闇に消える)
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