バナージ・リンクス 「嘘でも本当でも、俺にはヨハネ・ツシマだ!」
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名無しNIPPER
[saga]
2019/01/11(金) 22:04:30.05 ID:P9cN23kR0
ジンネマン 「マリーダ、戻って来い! お前が戻れば、みんな元通りだ!」
マリーダ 「ハァ……ハァ……ハァ……うっ……くっ……」
マリーダ 「ルビィのマスターは……私のマスターは……!」
以下略
AAS
41
:
名無しNIPPER
[saga]
2019/01/11(金) 22:12:53.43 ID:P9cN23kR0
マリーダ (思い出した……あの時マリ・オハラのSRカードを渡されて「オタクきもっ」って思ったけど、それでもマスターは私を大事にしてくれて……)
マリーダ (涙……私……今泣いてるの……)
ジンネマン 「そこを開けて降りて来いマリーダ! 一緒に宇宙へ帰るんだ! 俺と来い……」
以下略
AAS
42
:
名無しNIPPER
[saga]
2019/01/11(金) 22:14:58.62 ID:P9cN23kR0
今回はここまで。
読んで下さった皆さんありがとうございました。
43
:
名無しNIPPER
[sage]
2019/01/12(土) 18:05:57.58 ID:99McGFtro
笑っていいのかよくわかんなくなるな本当に…
44
:
名無しNIPPER
[saga]
2019/01/13(日) 00:34:01.28 ID:FPpOma4Q0
バナージ達は偽装貨物船ガランシェールに乗り、ネェル・アーガマの牽引にて宇宙への脱出を果たす。が、連邦はゼネラル・レビルを旗艦とする大部隊で待ち伏せしていた。頼みのユニコーンガンダムはエネルギー切れ、絶対絶命の危機に瀕したネェル・アーガマとガランシェールだったが、ネオ・ジオンのMSが少数で連邦軍を一方的に叩いて撤退させる。かくして、連邦から追われることとなったネェル・アーガマは不本意ながらもネオ・ジオンと行動を共にすることとなる。
この歪な共闘の最中、バナージとミネバは、ネオ・ジオン残党「袖付き」の首魁フル・フロンタルの真意を知ることとなる。
45
:
名無しNIPPER
[saga]
2019/01/13(日) 00:43:42.42 ID:FPpOma4Q0
フロンタル 「劇場版『ラブライブ!サンシャイン!!』で統合先の静真高校は浦の星の生徒を分校に押し込めました」
フロンタル 「『真面目に取り組んでいる静真の生徒の部活の雰囲気が、浦の星の生徒が入ることでだらけてしまうことを一部の父兄が懸念した』」
フロンタル 「この言いがかりに等しい
以下略
AAS
46
:
名無しNIPPER
[saga]
2019/01/13(日) 01:03:05.53 ID:FPpOma4Q0
フロンタル 「渡辺曜の従姉妹で静真に通う渡辺月は言いました。『静真には全国大会に出場した部活が幾つもある』と。注目すべきは『出場した』という部分です。もし静真に全国大会で優勝した部活があれば、彼女は『優勝した部活がある』と発言したでしょう。レベルの高い部活があることを説明するにはそれが最も説得力があるからです。しかし月はそう言わなかった」
フロンタル 「理由は明白です。静真には全国大会で優勝した実績を持つ部活が無かったと見るべきでしょう。それに対して浦の星のスクールアイドル部は『ラブライブ!』で全国制覇を成し遂げた」
47
:
名無しNIPPER
[saga]
2019/01/13(日) 01:12:03.71 ID:FPpOma4Q0
フロンタル 「チカ・タカミは『ゼロからイチへ』と言いましたが、この場合は『一位以外はゼロ』と言えます。全国大会で二位以下の部活が静真に幾らあろうとも、浦の星のスクールアイドル部の前では有象無象の集団に過ぎません」
フロンタル 「『ラブライブ!』という華やかなステージで日本一となった美少女揃いの部活がある。Aqours発起人のチカ・タカミは、この事実を武器にしたのです。ライブを通じて自分達の存在を認めさせるという発想を捨てず、統合反対派に勝利しました」
フロンタル 「これを踏まえ、我々が存在する現実の世界の話をしましょう」
以下略
AAS
48
:
名無しNIPPER
[saga]
2019/01/13(日) 01:23:46.76 ID:FPpOma4Q0
ミネバ 「……聞いてしまえば、つまらぬ話だ」
ミネバ 「連邦を蚊帳の外に置いたサイド共栄圏の構築。変わろうとしない者に変われと要求するより、無視してしまえばいいという……劇場版でAqoursが成し遂げたこととは対となる発想」
ミネバ 「スクールアイドルの奇跡を夢見たチカ・タカミの理想からは遠い。自ら理事長に就任して、学院の存続を謀ったマリ・オハラの狂気、熱情からも程遠い」
以下略
AAS
49
:
名無しNIPPER
[saga]
2019/01/13(日) 01:33:03.25 ID:FPpOma4Q0
ミネバはフル・フロンタルと袂を分かつことを決意。
時を同じくしてネェル・アーガマもまたネオ・ジオンと決別、ネェル・アーガマ艦内にて双方が戦闘となる。
混乱の中、ユニコーンガンダムを確保すべくモビルスーツデッキに向かうバナージであったが、ユニコーンを目の前にしてフロンタルに捕らえられた。フロンタルはバナージに問いかける。
フロンタル 「『箱』を使って、棄民たるスペースノイドの宿願を果たせるのは我々だけだ。君に何が出来る? 君は『ラプラスの箱』をどう使うというのだ?」
以下略
AAS
50
:
名無しNIPPER
[saga]
2019/01/13(日) 01:50:06.55 ID:E/YRekml0
フロンタル 「君の言う"みんな"とは何だ? 一人の人間が全ての意志の代弁者になることは出来ない。器にでもならない限り」
フロンタル 「父の思いを託され、訓練を受けさせられた君は、一種の強化人間だ。その力を示してしまった以上、もう君は"みんな"の中には帰れない。いつか私と同じ絶望に突き当たることになる」
マリーダ 「"それでも"と言い続けるね、バナージ!」
以下略
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