屍男「おい、そこのロクでなし」吸血娘「なんだ髪なし」
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274: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2019/03/22(金) 19:01:13.70 ID:YaGPf5cZo
屍男「今、俺が散布したものは対ヴァンパイア用のガス兵器だ」



吸血娘「ガス……兵器だと?」



屍男「霧の姿ではこれを防ぐ術はない。同じ領域の攻撃なのだからな、回避も防御も不可能だ」

屍男「これに霧状になったヴァンパイアの細胞が接触すると、拒否反応が出る)

屍男「もっとも、このガス自体は致死性の猛毒でも、強力な神経ガスでもない。そんなもので殺せたら苦労はしないからな。起爆装置のようなものだ」



吸血娘「き、起爆装置だと……」



屍男「このガスの効果は二つある。一つはヴァンパイアの細胞に有毒と錯覚させる、ということにある」

屍男「錯覚した細胞は自己を防衛しようと毒を分解しようとする。しかし、霧のままでは不可能だ。一度元の姿に戻らなければ免疫は働かない」

屍男「これにより、霧が自動的に解除される。そしてここでもう一つの効果が発生する」


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