28: ◆SYTcZLk7rnoP[saga]
2019/01/06(日) 21:23:20.26 ID:IHBen2hto
ヴィオレッタ「……一緒に斬る?」
アイス「せめてあの子が明確に攻撃してくるまで控えて」
ヴィオレッタ「……わかったわ」
辻斬りジャック「よし、協力してくれるんなら、まずはてめえの異能がどんなものか教えてもらおうか」
辻斬りジャック「俺の異能は全身を刃物にする異能だ。下手なことしたらすぐ切り刻んでやるからな」
アルゴル「私の異能は……」スッ
ヴィオレッタ「ライター?」
アイス「(……彼女らの足元にはさっきの雨の水溜まり)」
アイス「……まさか!」
アルゴル「これだよ」ポロッ
ヴィオレッタ「落とした?」
アイス「私に続いて!」
ヴィオレッタ「え?」
ボオオオオオオオ!!
辻斬りジャック「ぐああああああ!?」
アルゴル「ううううう!」
ヴィオレッタ「燃えた!?」
アイス「足元の水溜まりをアルコールに変えたのよ!」
ヴィオレッタ「なるほどそういう異能ってことね!」
辻斬りジャック「ぐうう!」バッ
アイス「離れた! 氷結!」カッ
アルゴル「うう……」
アイス「消火はしたわ、あなたも無茶するわね」
アルゴル「こ、この程度の火傷、異形人ならすぐ治るし……」
アイス「そうだけど……」
アルゴル「それより、アイツを……」
辻斬りジャック「こ、こ、このアマァ! よくも!」
ヴィオレッタ「させないわ!」ズバァン!
辻斬りジャック「くうう!」
ヴィオレッタ「アンタのナイフじゃあ、私の鎌は防げないでしょ!」ブンッ
辻斬りジャック「くそっ!」サッ
ヴィオレッタ「アイス! アイツの動き止めてちょうだい!」
アイス「わかったわ! 氷結!」
ガキィンッ!
辻斬りジャック「うぐっ、足が!」
ヴィオレッタ「くらいなさい!」
辻斬りジャック「う、うわああああああ!!」
ズバァンッ!
辻斬りジャック「」ボトッ
ヴィオレッタ「ふう! 手間かけさせてくれたわね」
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