96: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2019/01/03(木) 20:54:51.68 ID:p8Id/7Jt0
<村上巴編、終わり>
97: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2019/01/03(木) 20:57:28.39 ID:p8Id/7Jt0
※元棋譜は、先手福崎文吾先生、後手石田和雄先生の対局です。
98: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2019/01/03(木) 20:58:38.22 ID:p8Id/7Jt0
〜森久保乃々編〜
99: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2019/01/03(木) 20:59:26.94 ID:p8Id/7Jt0
――事務所内の一室
杏「ふー、疲れた」ボフッ
100: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2019/01/03(木) 21:00:26.08 ID:p8Id/7Jt0
乃々「あ、はいなんとか……あの、それより……杏さんがどんな願いでも叶えてくれるというのは、本当でしょうか……?」
杏「なにひとつとして本当じゃないよ。杏はシェンロンでもランプの魔人でもないんだよ」
乃々「そ、そんな……」ヨロッ
101: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2019/01/03(木) 21:01:01.56 ID:p8Id/7Jt0
乃々「誰にも看取られないのは寂しいんですけど……」
杏「まず、なんで果てようとしてんの? なにがあった?」
乃々「……もりくぼの、ポエム帳を落としてしまったんですけど」
102: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2019/01/03(木) 21:02:26.18 ID:p8Id/7Jt0
乃々「とりあえず巴さんからドスを借りてきますので……」
杏「万が一持ってたら困るからやめて」
乃々「では、紗枝さんから……」
103: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2019/01/03(木) 21:03:22.24 ID:p8Id/7Jt0
杏「ええと、そのポエム帳? は見つかってないの?」
乃々「はい……」
杏「いつどこで落としたかは?」
104: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2019/01/03(木) 21:03:57.38 ID:p8Id/7Jt0
乃々「……今日は朝からレッスンがあったので、プロデューサーさんの机の下に隠れていました。そのとき新しいポエムを書いていたので、それまであったのは間違いないんですけど」
杏「うん、それから?」
乃々「たしか……レッスン開始時間になってもプロデューサーさんが探しにこないので、不思議に思って通路の様子を確かめようと思いました」
105: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2019/01/03(木) 21:04:51.44 ID:p8Id/7Jt0
杏「落ち着いて。まだ拾われてるかどうかもわかんないし、見つけてからでも遅くないからね?」
乃々「さんざん探したんですけど……」
杏「たしか落とし物はビル管理室に届けられるんじゃなかったかな? 行ってみた?」
123Res/67.77 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20