76:名無しNIPPER
2019/01/07(月) 00:15:12.17 ID:h/2pc0MrO
希の登場で問題は一気に解決していく。納得も理解も出来ないけど。
希「要するに真姫ちゃんはこの世界の住人じゃないんやな」
真姫「この世界の住人?」
77:名無しNIPPER
2019/01/07(月) 00:28:09.38 ID:h/2pc0MrO
希「まっ、色々割愛するけど。そこの教授がすんごい変わり者で、ウチはそこで妖怪や幽霊、あと正しい関西弁を教わったって訳や」
変に割愛するから結局全然分からない。
希「で、本題に入るけど。真姫ちゃんに憑いている妖怪はウチの見立てやと枕返しかな?」
78:名無しNIPPER
2019/01/07(月) 00:32:27.50 ID:h/2pc0MrO
希「つまり、枕返しって言うのはその伝承から生まれた妖怪って事や」
真姫「生まれた?」
希「うん。妖怪や神様って言うのは信仰する人ありきの物やからね。ある種の言霊やね」
79:名無しNIPPER
2019/01/07(月) 00:43:14.13 ID:h/2pc0MrO
希「鏡ある?」
絵里「ええ。持ってるけど。何に使うの?」
希「鏡って言うのは時に目には見えない物も写すからね」
80:名無しNIPPER
2019/01/07(月) 00:43:48.27 ID:h/2pc0MrO
10
81:名無しNIPPER
2019/01/07(月) 00:48:31.61 ID:h/2pc0MrO
枕返しは希が払ってくれた。そこにいる事さえ分かれば念仏を唱えて払う事が出来るとの事だった。
絵里「ねえ?仮に妖怪を払う事が出来たとして…真姫はそのままじゃない」
希「そりゃあね、元凶を払っただけやから」
82:名無しNIPPER
2019/01/07(月) 00:52:05.61 ID:h/2pc0MrO
そう言う訳で私は今家のベッドに入って寝ようとしている。
真姫「見られてると…寝にくい」
希「そっか。じゃあ、寝る前に一つだけええかな?」
83:名無しNIPPER
2019/01/07(月) 00:59:22.19 ID:h/2pc0MrO
希「枕返しが付け入る隙があったんやない?」
心当たりはあった。μ'sの皆んなといる時間がとても楽しくてずっと続けば良いと思ってた。それが、いつかバラバラになってしまう日が来るのではないかと言う不安も生んでいた。
希「それやな。そこに付け入って真姫ちゃんが困惑している様子を楽しんでたんやろ。悪趣味な妖怪やな」
84:名無しNIPPER
2019/01/07(月) 01:08:57.00 ID:h/2pc0MrO
真姫「凛や穂乃果…にこちゃんの事」
希「真姫ちゃん?さっき、真姫ちゃんはいつかみんなバラバラになってしまう日が来るかもしれないって。それが不安だったって言ってたやろ?」
真姫「うん」
85:名無しNIPPER
2019/01/07(月) 01:11:30.61 ID:h/2pc0MrO
11
86:名無しNIPPER
2019/01/07(月) 01:17:58.32 ID:h/2pc0MrO
ちゅん ちゅん
ん…んん…朝?なんだか頭がぼーっとする。なんだか長い夢を見ている様だった。
階段を下りて顔を洗って歯を磨き制服に着替える。
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