リーリエ「デスゲーム…ですか?」
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39: ◆p25DcWXHRg[saga]
2019/01/03(木) 00:55:33.20 ID:2g7nb60mO
リーリエ「…………」

マーマネ「…………」

サトシ「うぅ……アセロラ……」グスッ

スイレン「……サト…」スッ

マーマネ「…………スイレンでしょ」ボソッ

スイレン「……え?」

リーリエ「マーマネ……?」

マーマネ「………リーリエが考案した作戦なら誰かが不人気投票一等賞になることなんてないよ。誰かが裏切らない限りはね」ギロッ

リーリエ「マーマネ!何を言っているんですか!!」

マーマネ「何を言っている!?それはこっちのセリフだよリーリエ!だって誰かが裏切ってアセロラに票を入れない限りは、アセロラが一等賞になるわけないじゃん!」

スイレン「ち、違う……私じゃ……」

サトシ「…………」

リーリエ「マーマネ!スイレンを疑うのはやめてください!スイレンはそんなことする人ではありません!」

マーマネ「………そうかな?それに……スイレンにはアセロラを落とす理由だってあるよ」

リーリエ「!」

サトシ「…………」

スイレン「ち、ちが……」

マーマネ「だってスイレンはサトシのこと好きでしょ?」

スイレン「!」

マーマネ「それで……スイレンはサトシと仲良くしてるアセロラが邪魔だった」

マーマネ「このゲームって不人気投票だよね?だったらスイレンにとってアセロラを排除する絶好の機会じゃん」

スイレン「ち、違う!私じゃない!私、そんな卑怯な手を使ってまでアセロラに勝とうだなんて思わない!」

サトシ「…………」

スイレン「ち、違うのサトシ!私じゃない!信じてよ…」ウルッ

マーマネ「今度は泣き落とし?いい加減にしてよスイレン!」

リーリエ「マーマネ!いい加減にするのはあなたです!それ以上スイレンを疑うのはやめてください!」

マーマネ「僕だって友達を疑うなんて嫌だよ!でも……こうなった以上は誰かが裏切ったのは確実なんだよ!!」

リーリエ「そ、それは……」

マーマネ「…………明日は我が身なんだ……ここで誰が裏切ったかはっきりさせておいた方がいいと思うよ?」

マーマネ「それとも……リーリエが犯人なの……?」ギロッ

リーリエ「な、なにを!?」

スイレン「サトシ、私じゃない…!…信じてよ…」グスッ

サトシ「…………もういいよ…仲間割れするのはやめよう…」ゴシゴシ

スイレン「サトシ……」

マーマネ「…………」

リーリエ「………………」

リーリエ(……おかしいとは思っていました…こんな誰でも思いつく回避方法を…わざわざ"延期"というルールでアナザーが見逃すなんて……)

リーリエ(でもまさか……恐れていたことが……)タラッ

アナザー『フフフ……やっと面白くなってきましたね?』

アナザー『…………ではまた明日……ゲームの時間にお会い致しましょう』


ブチッ


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