33: ◆p25DcWXHRg[saga]
2019/01/02(水) 22:52:19.18 ID:d2pJSJJnO
サトシ「…………」モグモグ
アセロラ「……………」ジーッ
サトシ「な、なんだよアセロラ……ジーッと見て……」
アセロラ「んー?いやー……サトシ、ちゃんと食べてるかなー?と思って」ニコニコ
サトシ「言っただろ?もう変な意地を張るのはやめたって」モグモグ
サトシ「確かに今もアイツの用意した食料食べたり、ゲームやったりはアイツの言いなりになってるみたいで気にくわないよ!でもさ……?」
サトシ「………リーリエやアセロラの言うとおり、それで死んでちゃ元も子もない!生きて……いつかくる反撃のチャンスを狙うんだ!」モグ
アセロラ「…………うん、そうだね!」ニコッ
アセロラ「…………でも……折角作った時間なんだよ?ゼンリョクで頑張りすぎるだけじゃなくって、たまには休憩するのも大切!」
サトシ「!」
アセロラ「…………サトシは頑張りすぎなんだよ…ここにいるのはサトシだけじゃない、リーリエやマーマネやスイレン……それにアセロラだっているんだよ?一人で頑張ろうとしないで……みんなで助け合って頑張ろうよ!」
サトシ「…………うん、そうだな」ニッ
アセロラ「ふふっ、よろしい」ニコッ
アセロラ「あーあ……サトシの頑張りすぎなところ、クチナシおじさんと足して二で割ったら丁度い………」
アセロラ「………………」
サトシ「? アセロラ?」
アセロラ「な、何でもないよ……ごめんね?」ニコッ
サトシ「…………………」
サトシ(アセロラ……今一瞬すっげー寂しそうな顔したな…きっとクチナシさんやミミたんのことを思い出したんだ……)
サトシ(そりゃそうだよな……アセロラにとってミミたんやクチナシさんは俺にとってピカチュウや博士たちみたいなもんだよ……)
アセロラ「………さ、ご飯食べたらもうひと頑張りしよっか!」ニコッ
サトシ(……アセロラだってしっかりしてるようで、女の子なんだ……きっと寂しいのを我慢して強がって……それで俺たちみんなを励まそうと……)
サトシ「…………………」
アセロラ「? どうしたのサトシ?」
サトシ「…………なぁ、アセロラ」
アセロラ「………え?」
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