21: ◆p25DcWXHRg[saga]
2019/01/02(水) 01:20:12.91 ID:d2pJSJJnO
夜
マーマネ「これが支給された食料と水かぁ…」グー
サトシ「……………」
アセロラ「……これ、大丈夫なやつかな?」
リーリエ「………アナザーの言うことを信じている訳ではありませんが…彼女が自ら、ゲームを楽しむ為のルールを設けたんです」
リーリエ「……恐らく…私たちを殺すような真似はしないと思います」
アセロラ「うーん……」
マーマネ「だったら大丈夫なやつだよね!僕、もうお腹ペコペコなんだよ!いただきまーす!」モグモグ
リーリエ「………ハァ……マーマネは……」
スイレン「緊張感皆無」
サトシ「……………」スクッ
スイレン「! サトシ、何処行くの?」
サトシ「……ここからの脱出方法と、カキを助ける手がかりがないか探してみるよ」
リーリエ「サトシ、アナザーも言っていました。私たちのことはずっと監視していると」
リーリエ「あまり迂闊に動かずに、ゲームの攻略法をみんなで相談した方が……」
スイレン「うん、そうだよサトシ!」
サトシ「……大丈夫だって!無茶はしないからさ?少しその辺見てくるだけだって!」
サトシ「マーマネ!俺の分の食料も食べていいよ!アイツから貰った物なんて食べたくないしさ」
マーマネ「本当?ありがとう!サトシ!」モグモグ
サトシ「ハハハ」
スイレン「……ねぇ、サトシ。サトシが行く気なら止めない……でも、だったら私も一緒に…」
アセロラ「スイレン、きっとサトシは少し一人になりたいんだよ」ポンッ
スイレン「え?」
サトシ「……そういうこと、悪いな?心配してくれてサンキューな!スイレン」
スイレン「う、うん……」
アセロラ「スイレン!サトシなら少しくらい一人でも平気だよ」ニコッ
スイレン「………………」
マーマネ「リーリエ!これ、すっごく美味しいよ!」
リーリエ「まったく、マーマネは…」ハァ
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