12: ◆p25DcWXHRg[saga]
2019/01/01(火) 21:11:05.77 ID:yYMP9r2N0
アナザー『だから私はここに大好きだった黄色い百合の花を植えることにしたんです。寂しくないようにと』
アセロラ「寂しくないようにって……なら、キミがアセロラたちをここに呼んだ理由は………」
マーマネ「てか、ポケモンが住めないような環境なのに、百合の花は育つものなの……?」
サトシ「さぁ……?」
アナザー『ですがやはり花は所詮花。花なんかでは私の寂しさを埋めることはできません……なので……』
アナザー『……あなたたちには私の寂しさを埋める為の"オモチャ"として、遊び相手になってもらうよう、ここに呼んだんですよ』
スイレン「……オモチャ……?」
サトシ「おいアナザー!お前やアローラに起こったことには同情するよ!実際、俺も前に似たような平行世界を見てきたし、自分の身に同じようなことが起こったらと思うとすっげーゾっとする!」
リーリエ「サトシ……」
アナザー『………………』
サトシ「……今、いっつも隣にいたピカチュウと離ればなれにされてすっげー寂しい!早くピカチュウに会いたいよ。だからさ……少しだけピカチュウと離れただけでもこんなに寂しいのに……家族や友達、ポケモンともずっと会えないお前の気持ちはきっと想像できないくらい、寂しいんだと思う」
アナザー『………………』
サトシ「でもさ……だからって……自分が寂しいからって、無理矢理人を呼びつけて…オモチャ呼ばわりして遊ぼうだなんて間違ってるよ!」
カキ「……ああ、サトシの言うとおりだ!」
マオ「アナザー!あなたが寂しいなら、ここで会ったのも何かの縁!これからどうするか、私たちが相談に乗ってあげるよ!だから、こんなこと……」
アナザー『……あなたたちはまだ自分の立場がわかっていないようですね……』ヤレヤレ
マオ「……え?」
アナザー『……先程も言いましたよね?あなた方オモチャの命は私の手の中にあると思った方がいいと』
全員「!!!」
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