95:名無しNIPPER[saga]
2019/01/21(月) 09:56:52.25 ID:oSIai5g7O
大変期間が空いてもうしわけないです
今夜あたりに少し投下しようと思います
96:名無しNIPPER[sage]
2019/01/21(月) 12:05:05.33 ID:WiWWpdp7o
待ったかいがあった
97:名無しNIPPER[sage]
2019/01/21(月) 18:53:49.14 ID:sWFAKILaO
10日くらいどうってことはないさ
楽しみです
98: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/01/22(火) 01:21:56.52 ID:FHIWeP8+O
お待たせしました、投下します
99: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/01/22(火) 01:22:36.27 ID:FHIWeP8+O
〜
那珂「ねぇ、川内ちゃんと神通ちゃん」
川内「ん〜、な〜に?」
100: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/01/22(火) 01:23:37.92 ID:FHIWeP8+O
那珂「あのね、山城さんのことなんだけど...」
那珂がそう言うと、神通は読んでいた本に栞をはさみ、そっと閉じた。その顔を見れば表情が少し曇っている。
川内はちょっとだけ真面目な顔つきになってこちらを一目見た。が、一瞥しただけですぐに視線をマンガに戻してしまった。
101: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/01/22(火) 01:26:32.91 ID:FHIWeP8+O
なんとなく、そんな感じになるとは想像していた。人懐っこい夕立があんなにも憎悪の感情を剥き出しにしていたのだ。それに鎮守府のみんなが嫌っているとなると、いかに山城の吐いた暴言がショッキングなものだったかが窺える。
でも、だからこそ事の次第をより冷静に語ってくれそうな人の話を聞きたかった。そう思うのは、もちろん姉として2人を慕っているからであるし、また彼女らがこの鎮守府で山城に並ぶ古参勢だからということもある。
102: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/01/22(火) 01:27:43.14 ID:FHIWeP8+O
せっかく私たちは人の姿で生まれ変われたのだ。それならば今度こそ誰も沈まずに、みんなで笑い合いながら戦いを終わらせたい。そのためにもなんとかこの状況を解決して、ギスギスした雰囲気を無くせないものか。
そういう願いが那珂にはあった。
103: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/01/22(火) 01:30:29.15 ID:FHIWeP8+O
川内「で、那珂は山城さんの何が知りたいの」
目はマンガに向けたままで、川内が聞いてきた。
どうやら話はちゃんと聞いてくれているらしい。
104: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/01/22(火) 01:31:33.93 ID:FHIWeP8+O
神通「でも夕立さんから聞いたのならそれ以上に何を知りたいのですか?」
神通「彼女は山城さんが暴言を吐いた現場に居合わせていたわけですし、逆にその場に居なかった私の出る幕は無さそうですが...」
105: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/01/22(火) 01:32:33.31 ID:FHIWeP8+O
神通「姉さんはあの時もろに目撃してましたね」
那珂「川内ちゃんもその場に居たんだね」
川内「まーね」
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