70: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/01/08(火) 23:59:27.53 ID:g1x252iwO
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71: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/01/09(水) 00:02:12.50 ID:LspMO4cxO
神通はいつもなんだかんだで 妹の“アイドル活動”に付き添ってくれるのだ。普段は規律に厳しく皆から“鬼教官”なんて呼ばれているが、こういう所に彼女の優しさを感じる。
72: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/01/09(水) 00:02:57.88 ID:LspMO4cxO
神通「私もいい曲だとは思いますよ」
那珂「だよねっ!!!」
73: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/01/09(水) 00:08:22.61 ID:LspMO4cxO
川内「神通...。那珂ちゃんの心を解体しちゃダメでしょ」
もう一人の姉妹艦が配線ケーブルを纏めながらツッコミを入れる。
彼女もまた、妹の閑古鳥が鳴くステージの手伝いをしていた。
夜戦好きの印象しかない彼女だが、実は妹や駆逐艦達の面倒見が良かったりする。また神通と共にこの鎮守府の古参であり、戦力と人格の両方の面で慕われている艦娘であることは意外な点である。
74: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/01/09(水) 00:11:59.28 ID:LspMO4cxO
神通「まぁ半分冗談ですけど、那珂ちゃんは普段からもっと大人しくしてて欲しいといいますか...」
こめかみを指で押さえて呆れているような表情をして言う。
75: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/01/09(水) 00:12:50.52 ID:LspMO4cxO
ここで神通と那珂が指しているものは、もちろん川内の夜に騒ぎ出す習性についてである。
夜戦好きな川内は夜になるとハイテンションになる。それだけでなく、周りを巻き込んでまで夜間演習をしようとしたりするので、鎮守府に所属するあらゆる艦娘に大迷惑なのだ。
76: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/01/09(水) 00:13:36.42 ID:LspMO4cxO
神通「それと駆逐艦まで付き添わせるのはやめてください。あの子たちは遠征やら戦術講義やらがあって毎日大変なんですから」
川内「じゃあ軽jy」
神通「当然、軽巡洋艦や他の艦もダメですからね」
77: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/01/09(水) 00:18:51.15 ID:LspMO4cxO
川内「でも最近はクレームないでしょ?」
神通「そういえばそうですね」
那珂「あれ?なのに相変わらず夜騒いでるけど、もしかして川内ちゃん一人で夜戦でもしてるの?」
78: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/01/09(水) 00:20:04.67 ID:LspMO4cxO
お得意様、と聞いて妹達は首を傾げてしまう。そんなに川内の夜戦に付き合うのを厭わないでくれる艦娘など居ただろうか?
神通「姉さんの夜戦に付き合うなんていう物好きな人がいるんですか?」
当然またもや沸いてくる素朴な疑問を声に出した神通。
79: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/01/09(水) 00:21:29.36 ID:LspMO4cxO
川内「気になるぅ〜?」
川内は束ねた複数のケーブルを拾い上げながら、ニヤけた顔で2人を煽る。
神通の方を見れば、勿体ぶらないで教えてください、なんて表情をしている。
80: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/01/09(水) 00:22:29.53 ID:LspMO4cxO
川内「あ!ちょうどあそこにいる!」
神通と那珂はそのお得意様とやらが気になり、すぐに川内の指した方向を探す。その先に見つけたのは、2人が思ってもみなかった人だった。
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