610: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/06/26(水) 11:12:19.78 ID:YtYgWYHzO
山城「...ええ、そんなになのよ。アンタってすぐに独りで抱え込みそうだからね」
時雨「そんなことは...」
山城「とにかく、甘えられるところでは駆逐艦らしく甘えときなさい。アンタだって所詮はガキなんだから。」
どうにもこういう事は不器用な私には向かない。
それでも、この子のためにも少しでも励ませたらと願う。
時雨「...僕はむしろ甘えてるよ」
時雨「みんなより上達が遅いのに、それを分かってるのに...それでもちっとも良くならないんだ」
時雨「僕は今度こそ昔の仲間達を守るって決心したくせに、結局みんなに助けてもらってばっかで...甘えてるんだ...」
もはやいつもの笑顔も彼女からは消え去りつつあった。
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