543: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/05/03(金) 01:01:44.59 ID:BMm/1y0AO
顔を上げれば、古鷹は優しく青葉を見つめていた。
真っ先に彼女の綺麗な左目の光に目を奪われた。
青葉はその輝きに吸い込まれていくのだ。
私がその輝きを受け取る事はできない。
むしろ私がそれに包まれるしかないのである。
青葉「本当は、古鷹さんの隣で戦いたかったんです」
青葉「青葉なりに、少しは強くはなりました」
青葉「それでも、ちっとも古鷹さんの横に並べる気がしないんです」
古鷹「青葉...」
古鷹の表情が再び曇り出す。
それでも彼女の左目は相変わらず輝いている。
その眩しさに涙が出てくる。
624Res/292.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20