401: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/25(月) 10:19:26.80 ID:xjPFSqoxO
那珂「瑞鶴さんと加賀さんとはお互いを心の底では信頼しあってる」
那珂「それは川内ちゃんも空母の人達も、そして鎮守府のみんなが思ってることだよ!」
そう言いながら翔鶴の方を向いた。
402: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/25(月) 10:19:56.04 ID:xjPFSqoxO
那珂「あんな感じじゃ加賀さんから歩み寄るのは難しいだろうから、瑞鶴さんが少しだけ意地張るのをやめて本当の気持ちを伝えてあげて欲しいの」
那珂「そしたら加賀さんともっと仲良くなれるはずだから!」
瑞鶴「私は別に...仲良くなりたいってわけじゃ...」
403: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/25(月) 10:20:59.12 ID:xjPFSqoxO
翔鶴「私も那珂さんの意見に賛成だわ」
翔鶴「普段加賀さんの話をする瑞鶴は、それが愚痴の時でもどこか楽しそうだもの」
翔鶴「加賀さんは難しい人だから、人付き合いに積極的な瑞鶴の方から距離を縮めてあげないと...」
404: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/25(月) 10:21:39.63 ID:xjPFSqoxO
那珂「まずは仲直りしないと、いつもの喧嘩だってできなくなるよ?」
那珂「それは嫌だよね?」
瑞鶴「......そりゃ...嫌だよ」
405: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/25(月) 10:22:21.10 ID:xjPFSqoxO
翔鶴「ほら、私も行くところまでは付き添うから。まずは加賀さんとちゃんと話し合いましょ?」
瑞鶴「うん...」
翔鶴「行く前に顔洗ってきなさい、ここで待ってるから」
406: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/25(月) 10:23:01.65 ID:xjPFSqoxO
翔鶴「...那珂さん、本当にありがとうございます」
那珂「ううん、気にしないで!みんな仲良く、が私のモットーだからねっ!」
アイドル自慢のスマイルで返す。
407: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/25(月) 10:23:29.87 ID:xjPFSqoxO
那珂「あ〜っ!翔鶴さん那珂ちゃんにファンなんて居ないって思ってるでしょ〜!」
翔鶴「いや、そんなことは...!」
翔鶴は慌てて否定する。
408: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/25(月) 10:23:59.35 ID:xjPFSqoxO
那珂「その人は隠れファンなの...。那珂ちゃんのファンって公言するのは恥ずかしいんだって!」
那珂「だから言えないんだぁ...」
409: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/25(月) 10:24:44.26 ID:xjPFSqoxO
−−−
2時間程前
410: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/25(月) 10:26:04.23 ID:xjPFSqoxO
那珂「(だいぶ前に、山城さんが時雨ちゃんのいる部隊の救援を拒否したのと似てる...)」
その時救援要請をしたのは、奇しくも加賀が旗艦を務めていた部隊だった。
たしかあの作戦では、その少し前に既に攻略していた海域を使って艦隊の練度上げをしていたのだ。
411: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/03/25(月) 10:28:13.86 ID:xjPFSqoxO
これに加賀は索敵段階で気付きすぐに提督に報告して艦隊を転進させた。
しかし敵哨戒機に気付かれてしまい結局は熾烈な航空攻撃を受けることになったのだ。
偶然にも那珂はこの時はミニライブを行う許可を求めて執務室に来ていたため、騒動の一部始終を知ることとなる。
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