39: ◆eZLHgmSox6/X
2019/01/04(金) 00:00:53.19 ID:RYPNVgDLO
暁「(けど、私を引き止めてまでするほどの話じゃないわよね)」
暁「(なんたって、川内さんと那珂ちゃんさんは山城さんの味方っぽいし、明日2人にでも頼めばいい話...)」
山城「...暁?」
40: ◆eZLHgmSox6/X
2019/01/04(金) 00:02:48.57 ID:RYPNVgDLO
暁「いや、そ、そうじゃないわ!」
暁「あのね、山城さん、神通さんは山城さんのこと、すごく嫌ってるとかじゃないと思うわ!」
暁「だからね、今回は私から伝言しておくけど、機会があったら神通さんに話しかけてみてもいいと思うの!」
41: ◆eZLHgmSox6/X
2019/01/04(金) 00:03:45.19 ID:RYPNVgDLO
山城「...そう。まぁ、機会があったらね」
暁「(私の考えすぎだったのかなぁ...)」
山城「じゃあ要件も伝えたし戻りましょうか。前も言った通り、私もこっちだから」
42: ◆eZLHgmSox6/X
2019/01/04(金) 00:05:11.08 ID:RYPNVgDLO
山城の自室は本来は真逆の方向の戦艦寮である。しかし夜の静けさが好きな山城は、トイレのために起きてしまった夜などには、駆逐艦寮の端側の階段を降りて中庭に出て、そこらをぶらつきながら敷地を縦断して戦艦寮まで戻るのだ、と前回の時に教えてくれた。
その時暁は、だから同じく夜好きな川内さんは山城さんと仲がいいのか、なんて解釈をしてすごく納得したのだった。
もちろん電から話を聞いてからは、それだけが理由ではないと知っているのだが。
無言のまま、2人は暗闇を歩く・・・
43: ◆eZLHgmSox6/X
2019/01/04(金) 00:07:11.33 ID:RYPNVgDLO
今回はここまで
SSを書くって大変ですね
全然書き溜めを蓄えられないです
44:名無しNIPPER[sage]
2019/01/04(金) 00:32:34.43 ID:SmRuOSoJo
おつおつ
頑張って
先が楽しみだから
45: ◆eZLHgmSox6/X
2019/01/04(金) 23:46:42.70 ID:ClKm8+sSO
今晩は昨日よりさらに少ない投下量になっちゃいます
書き溜めが溜まったら一気に投下量増やせるんですけどね・・・
てなわけで投下開始です
46: ◆eZLHgmSox6/X
2019/01/04(金) 23:52:36.76 ID:ClKm8+sSO
暁「(にしても、深刻な相談だと思ってたから、ついに暁も山城さんに頼られるようなレディーになれたのかって思ったのになぁ...)」
山城の斜め後ろで、暁は先程の出来事を振り返っていた。
“レディ”というのは暁が目指している理想の姿である。
47: ◆eZLHgmSox6/X
2019/01/04(金) 23:54:02.23 ID:ClKm8+sSO
暁「(でも、喋っていかない?なんてあの山城さんから言われたら、期待しちゃうのも仕方ないわよね)」
そうやって内心舞い上がってしまった自身を慰めようとした時だった −
48: ◆eZLHgmSox6/X
2019/01/04(金) 23:55:29.09 ID:ClKm8+sSO
暁「(...やっぱ変だわ!)」
暁「(じゃあ何であの時、最初から「伝言頼んでいいか」って言わなかったのかしら?)」
先程の違和感の正体に気づく。
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