137: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/02(土) 23:35:07.40 ID:hoU/oQbZO
川内「それは違うよ!!!」
138: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/02(土) 23:36:12.59 ID:hoU/oQbZO
神通「姉さん...山城さんから何か聞いたんですか?」
川内「うん...」
139: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/02(土) 23:41:07.45 ID:hoU/oQbZO
那珂「でもさ、川内ちゃん」
今のやり取りを聞いて口を開かずにはいられなかった。
140: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/02(土) 23:43:39.13 ID:hoU/oQbZO
川内「悪いけどその事はこれ以上は言えないよ」
川内「私に言いふらす権利はないから」
141: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/02(土) 23:45:33.41 ID:hoU/oQbZO
川内「だけど、周りに流されないで欲しいの。先入観で、感情的に、山城さんの言動を受け止めないで」
川内「これは那珂があの日言ってたことでもある」
思い返せば、着任したてのあの時はそんなことを力説したのだった。
142: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/02(土) 23:47:36.93 ID:hoU/oQbZO
最後に言った言葉...
−−−
那珂「...ねぇ、川内ちゃんと神通ちゃん」
143: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/02(土) 23:48:19.54 ID:hoU/oQbZO
那珂「だから思うんだ、山城さんだって本当は艦時代の仲間達のこと、誰にも負けないくらい大事に思ってるはずだ、って」
144: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/02(土) 23:50:45.77 ID:hoU/oQbZO
川内「神通だってこの言葉で少し変わったんじゃない?」
神通「...たしかに思うところはありましたが、そんなことはないですよ」
145: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/02(土) 23:52:19.54 ID:hoU/oQbZO
神通は下を向く。バレていないと思っていた事が見透かされていたことへの一種の恥ずかしさからであろうか。
那珂「(そういうのって、元々神通ちゃんの役目だったとかいうわけじゃないんだ...)」
146: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/02(土) 23:54:17.09 ID:hoU/oQbZO
那珂「じゃあ山城さんは...本当に...?」
川内は声にこそ出さなかったが、1度頷いた。その頷きがきっと彼女が伝えられる最大限そのものなのかもしれない。
147: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/02(土) 23:56:26.90 ID:hoU/oQbZO
那珂「そうだったの...」
それが本当ならば、いよいよ山城への見方を改めなければならない。
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