12:名無しNIPPER[sage]
2019/01/01(火) 02:58:32.62 ID:MdBbIr6N0
何ちゅー仲の悪い鎮守府だ。機能するんやろか
13:名無しNIPPER[sage]
2019/01/01(火) 07:10:36.61 ID:mXx0fgY9O
ええやん
14: ◆eZLHgmSox6/X
2019/01/01(火) 10:13:24.94 ID:DdEdvpJ/O
続き投下します
15: ◆eZLHgmSox6/X
2019/01/01(火) 10:14:10.19 ID:DdEdvpJ/O
〜〜〜
「ヘーイ、山城!今日はいつも以上に不幸な顔してるネー!」
階段を降り、その後は無事に食堂に着いた私は皆よりひと足遅い朝食をとっていた。無事とは言っても、朝食を終えてぞろぞろと自室に戻る不特定多数の艦娘からの陰口を考慮しなければの話だけれど。
16: ◆eZLHgmSox6/X
2019/01/01(火) 10:15:05.68 ID:DdEdvpJ/O
金剛「当たり前ネー!先輩への挨拶は元気良くデース!」
そう言いながら金剛は隣に座ってきた。
たしかにここで一番古参の戦艦は私だったわね。・・・いや、先輩とか関係なくあんた誰にでも元気でしょ。てか挨拶ってあんたさっきヘーイくらいしか言ってないじゃない。
17: ◆eZLHgmSox6/X
2019/01/01(火) 10:16:12.45 ID:DdEdvpJ/O
金剛「で、なんで山城はあんな顔してたネー?扶桑に無視されたとかデスネ?」
山城「さっきシンプルながらも素敵な挨拶を頂いたわ」
金剛「じゃあ時雨ネ!」
18: ◆eZLHgmSox6/X
2019/01/01(火) 10:17:48.17 ID:DdEdvpJ/O
山城「違うわよ、というか今更じゃない...(まぁそれも否定出来ないけど)」
山城「ただね、今日は12月8日じゃない?だから...」
金剛「Oh...艦の時代、私達が傷つくことになる戦争の幕開けの日デスネ」
19: ◆eZLHgmSox6/X
2019/01/01(火) 10:19:19.68 ID:DdEdvpJ/O
金剛「それについて詳しく話すだけで時雨や扶桑、鎮守府のeverybodyとの問題は解決すると思いますヨ?」
山城「はぁ、そんなに簡単じゃないわよ...」
山城「それにこれは私のエゴだって自覚してるわ。あんたは納得してくれてると思ってたのだけど」
20: ◆eZLHgmSox6/X
2019/01/01(火) 10:20:12.52 ID:DdEdvpJ/O
山城「ふふ、あんたのそういう所は嫌いじゃないわ」
山城「それよりそろそろ姉妹のところに戻ってあげたら?」
山城「私が引き止めたわけでもないのに彼女達からさらにヘイトを買うなんて、全然大丈夫じゃないもの」
21: ◆eZLHgmSox6/X
2019/01/01(火) 10:22:28.27 ID:DdEdvpJ/O
山城「(よい1日を、ねぇ...。非番だし、独り部屋で虚しくぼーっとするか図書室に篭るかしかないのだけど)」
社交辞令を深く考えてしまった。
周囲の明るく朗らかな声で思考の渦から引き戻される。
声のする方をチラ見すれば、やはり金剛が楽しそうに姉妹艦や近くにいる他の艦娘と喋っているのである。
22: ◆eZLHgmSox6/X
2019/01/01(火) 10:23:13.53 ID:DdEdvpJ/O
山城はひっそりと羨望しながら目線を下に戻す。
食事は既に終わっていた。
山城「(さて、今日も今日とて欠陥だらけの不幸鑑らしい1日を過ごしましょうか)」
624Res/292.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20