147:1[saga]
2019/06/17(月) 20:54:30.43 ID:eMFfSVab0
「それで光太郎さん。今回のことについてどう思いますか。」
「恐らく新たな物語が始まっているのかもしれないな。」
「新しい物語…つまり…それって…」
「俺たちの知らないところで次なる敵が動き出しているということだ。」
光太郎に新たな敵の存在を告げられたが五代もなんとなくその気配を感じていた。
あの沢木哲也が変身したアギトという名の戦士。それに遺跡に封じられていた存在。
それは間違いなく未確認生命体とは全く異なる新たなる脅威だ。
「やっぱり…なんですね…未確認を倒しても戦いは終わらないのか…」
五代は自分の手を見つめながらそう呟いた。
この手で今まで何体もの未確認生命体を屠ってきた。
連中を殴る度、この手に嫌な感触が過ぎってばかりいる。
本当は相手を傷つける行為なんてしたくはなかった。
それがグロンギの怪人たちであっても…
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