ダイヤ「クリスマスのサンタさま」千歌「……え?」
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19: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2018/12/28(金) 05:53:14.46 ID:61VgGgXt0
しばらく抱き合ってから……ふと、
千歌「あ、そうだ……」
ダイヤ「?」
もそもそと布団を這い出て、掛けてあった上着のポケットから、ソレを手に握り締めて、
千歌「これ、あげるね」
ダイヤ「……?」
ダイヤさんに手渡した。
ダイヤ「これシーグラスですか?」
千歌「うん、オレンジ色の珍しいやつ。見つけたからあげるね」
ダイヤ「あ、ありがとうございます……?」
千歌「チカの努力と奇跡の結晶だから……」
ダイヤ「……なんだかよくわかりませんけど……大切にしますわ」
千歌「うん……ふぁぁ……」
ダイヤ「あ、ごめんなさい……朝早い時間ですし、まだ眠いですわよね……」
千歌「う、ん……」
まだ、というか……もう……さすがに限界……。
ダイヤ「もう一眠り……致しましょうか」
布団に倒れこむと、ダイヤさんが抱きしめてくれる。
心地良い温もりに包まれたまま、私は夢へと落ちていくのでした……。
<終>
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