キョン子「絶対、後悔させないから!」
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8:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/19(水) 23:17:33.01 ID:uEGK3sYu0
「今日はクリスマス当日の衣装合わせをするわよ! ほら、とっととさっさと脱いだ脱いだ!」

場面は変わって、放課後。SOS団の部室にて。
クリスマスが近いということもあり、ハルヒのテンションは成層圏を突き抜けるまで高ぶっており、強制的に団員はお着替えをさせられた。

「す、涼宮さん! 自分で出来ますから!」
「駄目よ! みくるちゃんは胸が大きいんだから、こうして下から支えてあげないと!」
「ふぇええええっ!?!!」

団長の毒牙にかかるのはいつも朝比奈さんだ。
年長者である先輩をひん剥くなどけしからん。
とはいえ、そのおかげで私は助かったのだが。
部室の隅でイソイソと手早く着替えを終えた。

「ハルヒ」
「どうしたの、キョン子」
「これ、ちょっと丈が短すぎるんじゃない?」
「そのくらいが可愛いのよ!」

ハルヒが用意した衣装は定番のサンタコス。
しかもミニスカサンタさんだ。実に不健全。
幼い子供には見せられない露出具合である。
しかし、我々は既に年齢的に稚児ではなく。

「古泉くん、もう入っていいわよ!」
「失礼します。おや、これはこれは……」
「ふふん! どう?」
「大変申し訳ありませんが常套句しか思いつきません。皆さん、とても良くお似合いですよ」
「ほら見なさい!」

けっ。そいつは誰にでもそう言うだろうよ。


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