【艦これ】阿武隈「北上さんなんて、大っ嫌いなんだから!」
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98: ◆axPwtNeSoU[saga]
2018/12/19(水) 23:34:05.90 ID:ER7oh7KA0


あの時――敵の旗艦、軽巡ホ級は、程なく自分達が全滅することを悟ったのだろう。

そしてどうせ避けられぬ全滅ならばせめて道連れにと、伊58を狙うことにしたのに違いない。

海中の潜水艦に対して最も有効なのは爆雷攻撃。

ホ級は自分の回避も防御も阿武隈への砲撃もかなぐり捨てて、伊58の真上にさしかかるタイミングでの爆雷投下にのみ集中し、それまで阿武隈が撃ってこないことに賭けたのだ。

いや、阿武隈に対して砲撃しなかったのはむしろ、自分が撃てば阿武隈も撃ち返してくるだろうことを見越して、敢えてただの無謀な特攻を装っていたのかも知れない。


実際、あそこで北上が魚雷を発射せず、あのままホ級が伊58の真上を通過するに任せていたら……

投下された爆雷によって伊58が甚大な被害を被るか、悪くすれば轟沈していた可能性があったことは否めない。


(だからあの時北上さんは……)



――お帰り〜。ゴーヤっち、ケガはない? 破片とか降って来なかった?

――大丈夫でち!



(戦闘が終わった後、真っ先にゴーヤさんを気遣ってた……)



「……なのにあたし……それに気付いて反省するどころか、そのまま距離を空けて隼鷹さんの艦載機に任せてれば良かったとか、見当はずれなことを……」


阿武隈は唇を噛みしめる。


「北上さんの言う通り、あたし、何も解ってなかった……あたし、旗艦として最低だ……」




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