【艦これ】阿武隈「北上さんなんて、大っ嫌いなんだから!」
1- 20
5: ◆axPwtNeSoU[saga]
2018/12/18(火) 23:42:26.59 ID:VBBUIhpA0

「いいじゃん別にー。言っとくけど阿武隈ちゃん、牛乳飲んだからって、胸部装甲はいきなり厚くなったりしないからね?」

「……べっ、別にそんなので飲んでる訳じゃないもん! 好きだからだもん!」

「あーはいはい、わかったわかった。ムキになんじゃないの。あと、鬼怒も余計なこと言わない。とりあえず一本もらうね」


阿武隈の頭をぽんぽんとはたいて五十鈴が通り過ぎる。ついでに鬼怒の頭には、ぺしっと軽くチョップを喰らわす。

横暴だー、差別だー、えこひいきだー、などと鬼怒が騒いでいるが、五十鈴はそれには取り合わず、冷蔵庫から牛乳瓶を1本取り出した。

キャップを外して牛乳瓶に口をつけると、腰に手を当てて、胸を反らしてぐびぐびと飲み干していく。

牛乳を嚥下していくごとに細い喉がかすかに動くのが、妙になまめかしい。

さらに、ただでさえ豊満な五十鈴の胸部装甲が、胸を反らすとなんというかこう、さらに強調される。


たゆんたゆん。


思わず自分の胸に手を当てて見下ろす阿武隈と鬼怒。


すっとーん。


「あたしも改二になったらちょっとは違うのかなぁ……」

「龍驤さんとかの例もあるからねぇ……」

「馬鹿なことばっか言ってんじゃないの」


ぶはぁ、と息をついて口のまわりの白いヒゲを拭いながら、五十鈴が顔をしかめる。


「とりあえず阿武隈、あんまり度が過ぎるようなら、あたしから北上に言おうか?」

「……ううん、いい」


この程度のことでいちいち姉に頼る訳にはいかない。それこそ北上に、にやにやしながら馬鹿にされるのがオチだ。

いや、案外すんなりと、「あっそぉ? ふーん、解ったよ気をつけるねー」の一言とかで、以後関わってこなくなる可能性も大いにある。


あるのだが。


それはそれでまた、なんか腹が立つ。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
155Res/185.83 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice