7: ◆i87l2l04yU[saga]
2018/12/18(火) 11:01:48.71 ID:h/arsram0
ナズナ(それからは大変でした。あの害虫によって出来た傷は治りにくく団長さまの出血も酷く、治療は困難を極めました)
ナズナ(そして倒した害虫ですが)
「これは・・・羽が片方切れてますね。片方は飛ぶのをやめたのか退化してます。そしていたる所に傷・・・再生した後も」
「これは昔フラワーナイトに付けられた、もしくは害虫同士で争って出来たものでしょう。そしてそこから異常な速さで進化・・・」
「もしくは年月をかけて進化して環境の適応・・・そして圧倒的な能力を得たと思います」
「・・・今回の害虫は極めて特殊だと?」
「はい。恐らくはですが」
「うむ。この害虫の死骸をサンプルとして研究を頼む」
「かしこまりました」
「それでナズナくん・・・彼の容態は?」
ナズナ「はい。まだ目を覚ましません」
「そうか・・・それで、スイレンだったか?彼女はまだ付きっきりで看病を?」
ナズナ「はい。自分のせいだと責めて」
「自分を責めるなと言っておきなさい。そして少し休ませなさい」
ナズナ「わかりました」
「では、頼んだよ」
ナズナ「わかりました。では失礼します」
コンコン
スイレン「どうぞ」
ガチャ
ナズナ「スイレンさん。少し休んでください」
スイレン「ご主人様が目を覚ますまで休むなんて出来ません」 フラフラ
ナズナ「フラフラしてるじゃないですか!これじゃあ団長さまが起きたとき怒られますよ」
スイレン「・・・」
ナズナ「少しは私に任せてください」
スイレン「わかりました・・・ですがご主人様が目を覚ましたら」
ナズナ「ちゃんと、教えますよ」
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