52:名無しNIPPER
2019/03/14(木) 20:05:35.40 ID:eAiqrmtz0
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八幡「肝試し?」
戸部「そーそー!森の方に戦時、アメリカ兵の爆弾を受けて日本兵がいっぱい死んだ所があるんだけど」
そこは簡易的なお墓がいっぱい並んでてさ〜、叔父さんと親父が子供の頃に近くに住んでた友達を連れて一緒に肝試しをしたんだって。お墓とお墓の間に1本の道があるんだ、その道を真っ直ぐ行くと"中岡さん"っていう人のお墓があってそこに御札を置いて戻ってくる。
友達数人は無事に戻ってきて「やっぱりただの墓地だった、何でもなかったぜ」という。
そして、親父と叔父さんの番が来た
戸部父「ね、ねぇ、本当になんにも無かったのかな…」
叔父「わっ、大っきい水溜まりが…」
戸部父「驚かすなよ〜」
フラフラと墓地の一本道を進む2人。そして、"中岡さん"のお墓に到着する。
戸部父「御札もってきた?」
叔父「うん」
戸部父「これ置いて、帰るんだな…なんだ思ったより簡単じゃん!やっぱり幽霊なんて嘘…っ」
叔父「うわああああ!!」ダッ
戸部父「なん!なんだ!ちょっと待てよ!」ダッ
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戸部父「ハァハァ…何でいきなり走るんだよ」
叔父「誰かに足を握られたんだ」
戸部父「そんなのある訳ないだろ」
叔父「でも、ほら」
戸部父「!」
戸部「叔父さんの足には握った跡がくっきり残ってたそうだ…」
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