111:名無しNIPPER[sage]
2019/01/09(水) 06:08:08.00 ID:It1MTkEP0
京太郎「事象の地平面そのものの外側の部分では時間は停止し、面そのものの内側の部分では時間は流れる……」
京太郎「事象の地平面自体は時が止まってもいれば動いてもいる…そんな奇妙な場所だ」
京太郎「俺はこの性質を利用しようと思った……」
京太郎「お前の最後の時間停止が始まると同時に……俺は自分の額と肘…それぞれに創造した小宇宙を…肩に向けて移動させた」
京太郎「別に移動させる場所はどこでも良かったんだが……腕が動かなくなったら困るからな。肩関節を目がけて動かした」
京太郎「二つの小宇宙の中に存在するブラックホールの中心点を…それぞれ肩から等距離になるように注意深く保ちながらな……」
健夜(こいつ……あのラッシュの応酬の中で……そんなことを……ッ!?)
京太郎「2つのブラックホールは近づくにつれてお互いを飲み込み始め…消滅して小さくなっていくが……」
京太郎「肩の目的地点とブラックホールの中心点間2つを等距離に保っている以上……ブラックホールの中心点が重なる瞬間がある!」
京太郎「その一瞬だけ…ブラックホールは質量が限りなく0に近い状態となる」
、
京太郎「そいつは言うなれば……事象の地平点とでもいうべき存在!」
京太郎「俺はこれを狙っていたが……ある種の賭けだったぜ」
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