【安価】「あなたの目の前に知らない女の子がいて」
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4:名無しNIPPER[sage]
2018/12/11(火) 22:23:03.15 ID:mi0tAGEwO
マクドナルドのクーポン券をあげてケンタッキーに連れていく
5:名無しNIPPER[saga]
2018/12/11(火) 22:56:52.32 ID:/2mGowikO
「最後の晩餐くらい奢ってやる。これ持ってろよ」
ポケットからくしゃくしゃになったクーポンを出した。いつもらったものか、有効期限なんかも覚えていない。彼女は露骨に嫌そうな顔をした。
「せめて好きなもの食べさせてくださいよ。最後なんだから」
6:名無しNIPPER[saga]
2018/12/11(火) 23:11:44.79 ID:/2mGowikO
「あまのじゃくですね。まさか奢りってのも嘘ですか?」
「これから死ぬっていうのに金のこと心配しているのか?」
彼女は一瞬だけむっとして、すぐに笑ってみせた。
7:名無しNIPPER[sage]
2018/12/11(火) 23:16:23.40 ID:NrhlVW5g0
トイレに行く
8:名無しNIPPER[saga]
2018/12/12(水) 22:13:24.75 ID:O3r3Yn6aO
「どちらへ?」
「トイレだ」
後になって気がついたのだが、かなり早足で歩いていたようだ。携帯電話の画面にはネットニュースが写っていた。
9:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/12(水) 22:16:33.81 ID:U8ikXWM+0
家に連れていくか
10:名無しNIPPER[saga]
2018/12/13(木) 21:39:11.48 ID:Ud9QK+Sa0
「さて、食事も済んだことですし私を殺しに行きますか」
「まだだ。その前に寄るところがある」
それに気がついたのは店を出てからだった。普段は絶対にあり得ないことだったが、どうやら車のキーをどこかで落としたらしい。
11:名無しNIPPER[saga]
2018/12/22(土) 04:08:25.34 ID:NmVjGQSu0
僕よりもかなり高齢のくたびれたアパート。殺風景な部屋を見た彼女は「殺人って儲からないんですね」と言った。
「悪かったな。あいにく金とは無縁の人生だ」
「そのようですね」
12:名無しNIPPER[saga]
2018/12/22(土) 04:16:50.31 ID:NmVjGQSu0
何を思ったのか僕は棚から酒を取り出した。かなり非常識な判断だが、そんなことはわかっていた。
「お仕事中にそういうの飲むんですか?」
「一緒にどうだ?」
13:名無しNIPPER[sage]
2018/12/22(土) 05:25:40.67 ID:ROcPKF3g0
「セックスしたいんだろ?」
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