3:名無しNIPPER[sage]
2018/12/09(日) 10:39:56.11 ID:HCZZqscro
奈緒「ちょっと待て、じゃあお前なんで歌詞書いてんの?」
晶葉「麗奈の立案によるものだ」
奈緒「説明をくれ、過程がわからん」
晶葉「うまく行けばいずれ曲を出せるからな、ならば先に作詞をしようということになったのだ」
奈緒「“ならば” の部分がよくわかんないけど、いずれ来るCDデビューに向けて頑張ってるわけだ」
晶葉「そして我々がいくら仲良しとはいっても作詞なんて照れくさくて話し合ってできるはずもない」
奈緒「あー、だからそれぞれに分かれて一人で考えてるってことな」
晶葉「もちろんこれもイタズラの一環として捉えてもらって構わないぞ」
奈緒「その必要なくないか?」
晶葉「そんなことはないぞ、助手がびっくりするだろうからな」
奈緒「そりゃ匂わせてもいないところにいきなり新曲の歌詞もってこられたら驚くわ。しかも三つ」
晶葉「さらにはどれもタイプが違っているだろうからな。より取り見取りというやつだ」
奈緒「麗奈とほたると、晶葉かぁ……」
晶葉「ん? どうしたんだ?」
奈緒「いやどんな歌詞書いてんのかなと思って。晶葉は?」
晶葉「え、あ、気になる、気になるか? わはは、まあ奈緒さんならやぶさかではないが」
奈緒「微妙にテンション上がってんの気になるけど、たとえばタイトルとか決まってんの?」
晶葉「螺子式狂詩曲、だ。全部漢字だぞ」
奈緒「怖ぇよ」
晶葉「そんな!? ネジはあんなに優秀なのに!」
奈緒「晶葉、アイドルで中学生のお前がつけていいタイトルじゃないんだよそれ」
晶葉「なんということだ……、完全に想定外だ……」
奈緒「こりゃ考えなおしだな、止められてよかった」
晶葉「待ってほしい、奈緒さん。実は第二候補も考えてはいたんだ」
奈緒「すでに不安だよ、第一候補があれだったからな」
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