【シャニマスSS】甜花「シンデレラと」夏葉「サンドリヨン」
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164: ◆/rHuADhITI[saga]
2018/12/17(月) 04:39:03.31 ID:VbCE5XXv0

私服に着替えて、控室を飛び出す。

舞台のラストシーンがもうすぐ始まる。

その前に裏口から入って、セットの裏側に隠れていなくてはならない。

エアガンはあらかじめ、セットの裏側に置いてある。

弾も既に装填済み。

後は自分がそこに行くだけで良い。

辿り着くだけで良い。

だと言うのに。

その道を塞ぐかの様にして、人が立っていた。

それは、プロデューサーさん。

プロデューサーさんが、まるで最後の敵の様に、その場所に仁王立ちしていたのだ。

P「事情は聞いた」

P「それで俺は、甜花を止めに来たんだよ」

P「俺は283のプロデューサーとして、甜花を止めなくちゃいけない」

P「このまま甜花を……この先に、進ませるわけには行かないんだ」

明確な意思を持つ壁が立ち塞がる。

プロデューサーさんのことだ。

それはきっと、自分の為なのだろう。

だけど、自分は撃つと決めた。

プロデューサーさんが何を言おうと、自分が撃たなくてはいけない。

だったら、この壁を超える以外にはないのだ。


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