【シャニマスSS】甜花「シンデレラと」夏葉「サンドリヨン」
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128: ◆/rHuADhITI[saga]
2018/12/08(土) 00:51:50.81 ID:IqdcIphC0

甜花「甜花も……そう、なれるのかな……」

私の伸ばした手に、甜花が自らの手を重ねようとした。

彼女の体重が私にかかる。

甜花「甜花も、そんな風になりたよ……でも……」

甜花「そう出来るのは……夏葉さんみたいな、凄い人だけだって……」

甜花「そう……思っちゃうんだ……」

甜花のその弱気に、私は心から安堵した。

夏葉「『大丈夫よ、大丈夫』」

体重をかけ返す。

甜花はそれを、どっしりと支えてくれた。

夏葉「アナタが、私をそう思ってくれているなら……大丈夫」

そうだ。

私が甜花を信じていて、甜花が私を認めてくれているなら、大丈夫に決まっている。

私達は迷いながらも、自分の道を進んでいける。

苦しみながらも笑って、望んだ場所まで、しっかりと歩いて行けるはずなのだ。

だって

夏葉「だって私達、結構似た者同士なんだから」

二人の手が、重なる。





夏葉編・終わり


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