27:名無しNIPPER
2018/12/03(月) 21:43:26.48 ID:27ag2P9ZO
千歌「ふんふん〜♪」
曜「千歌ちゃんご機嫌だね?」
千歌「そりゃあね、なんとあの梨子ちゃんが後一歩で入ってくれそうなんだよ!」
28:名無しNIPPER
2018/12/03(月) 21:44:02.52 ID:27ag2P9ZO
千歌「次のバスは20分後……じゃあ私歩いて帰るね」
曜「そっか、お疲れ〜千歌ちゃん」
千歌「うん、またね曜ちゃん」
29:名無しNIPPER
2018/12/03(月) 21:44:32.51 ID:27ag2P9ZO
曜「バス停も同じだしめちゃくちゃ近いじゃん!」
善子「あはは…そうですね」
30:名無しNIPPER
2018/12/03(月) 21:45:08.32 ID:27ag2P9ZO
曜「じゃあさ!明日一緒に登校しようよ!いつも何時のバスに乗ってる?」
善子「ええと…7時25分のバスです」
曜「あー…私より一本早いのか、了解!ちょっと早起きするね!」
31:名無しNIPPER
2018/12/03(月) 21:45:50.00 ID:27ag2P9ZO
善子「(私の知り合った先輩は、嵐のように距離を詰めて来る人間だった)」
善子「(砂と埃まみれになって、足を痛めて、先輩の知り合いが2人できて)」
善子「(そのうち1人とは一緒に登校することになって)」
32:名無しNIPPER
2018/12/03(月) 21:46:31.01 ID:27ag2P9ZO
【次の日の朝 教室】
善子「ふぁぁ……」
33:名無しNIPPER
2018/12/03(月) 21:47:03.86 ID:27ag2P9ZO
花丸「でも、善子ちゃんが痛ましい事になったのとマルは何の関係も無いずら、濡れ衣もいい所ずら」
善子「元はと言えばアンタが『きみここの法則』なんてやれって言うから引き受けたのよ!」
花丸「あ、そういうこと?」
34:名無しNIPPER
2018/12/03(月) 21:47:41.87 ID:27ag2P9ZO
花丸「『きみここの法則』は自分の中のルール、おまじない……漢字で書くと“呪い”ずら」
花丸「誓いを破ればそれ相応のバツがあるのは当然ずら」
善子「はあ!?誓いなんてそんな事聞いてないわよ!」
35:名無しNIPPER
2018/12/03(月) 21:48:09.41 ID:27ag2P9ZO
花丸「まあまあ、本来は相手に『きみここの法則』をやってるってバレてないのが普通で…双方が知ってるマルと善子ちゃんの関係が特殊なだけずら」
善子「はぁ……もう、わけわかんないわよ……」
花丸「そんなに肩肘張ってやるもんじゃないずら、人生を楽しく明るくするためのものずら」
36:名無しNIPPER
2018/12/03(月) 21:48:41.38 ID:27ag2P9ZO
曜「ごめんね善子ちゃん、千歌ちゃんがどうしてもって言うから」
梨子「この子が?」
千歌「うん!いやー悪いね、わざわざお呼び立てして」
37:名無しNIPPER
2018/12/03(月) 21:49:48.34 ID:27ag2P9ZO
梨子「ちょっと…そんなに見たら失礼よ」
千歌「ああ、ごめんごめん…でも、やっぱりバッチリだよ!善子ちゃん、うちのスクールアイドルグループに入ってくれないかな?」
善子「へ…? アイドル?」
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