8: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/12/01(土) 23:32:26.86 ID:qwW03Ym60
彼はあの時と同じように優しく微笑むだけでした。
そのまま小さく「それじゃあこれで」と去ろうとして、
9: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/12/01(土) 23:33:35.48 ID:qwW03Ym60
私はその時、
自分がこのオーディションに合格したんだと直ぐに理解しました。
10: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/12/01(土) 23:34:28.13 ID:qwW03Ym60
後日、
少し経ってから合格の連絡が改めて来た時、
私は寝ていました。
11: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/12/01(土) 23:36:22.25 ID:qwW03Ym60
オーディション会場が事務所とは別だったから、
なんて言い訳をしながら私は道に迷い……
結局事務所に着いたのは12時頃でした。
12: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/12/01(土) 23:36:49.69 ID:qwW03Ym60
「は、はぁ……。で、場所がここです。
行き方はそんなに難しくないと思いますけど……
うちに来るまでに迷ってるとなると少し心配ですね」
13: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/12/01(土) 23:37:49.28 ID:qwW03Ym60
私、それからどんどんアイドルとして成長していったんです。
彼の厳しくもあり、優しさのある指導のおかげで……。
14: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/12/01(土) 23:38:32.55 ID:qwW03Ym60
私たちはそれから……。
15: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/12/01(土) 23:39:02.57 ID:qwW03Ym60
「百瀬さん、今日のレッスンはいい感じだったと聞きました」
16: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/12/01(土) 23:39:32.01 ID:qwW03Ym60
「百瀬さん、次の曲のデモです」
「ねぇ?、いつになったら莉緒って呼んでくれるの?」
17: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/12/01(土) 23:40:10.39 ID:qwW03Ym60
「プロデューサーくん、今日、夜空いてない?
このみ姉さん達も一緒なんだけど」
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