41: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/12/02(日) 00:05:32.21 ID:1XyBkUcg0
「剃らないとまずいわよね……」
「えっと……任せます。
42: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/12/02(日) 00:06:10.69 ID:1XyBkUcg0
「ねえ」
43: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/12/02(日) 00:07:02.92 ID:1XyBkUcg0
「夢があるんです」
「……どうしたの?」
44: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/12/02(日) 00:10:13.13 ID:1XyBkUcg0
「今年、行われるアイドルの祭典
アイドルアカデミー大賞……
今から半年後の12月です。
45: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/12/02(日) 00:11:32.44 ID:1XyBkUcg0
私達の関係はいつしか
一人のアイドルとプロデューサーという枠を
超えていました。
46: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/12/02(日) 00:12:56.58 ID:1XyBkUcg0
彼が私を信じてくれていて、
もちかけてくれたIA大賞……。
47: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/12/02(日) 00:13:49.60 ID:1XyBkUcg0
「こんなスケジュール無理よ!
ダンスだってまだ覚えきれてないわ」
48: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/12/02(日) 00:16:57.01 ID:1XyBkUcg0
過密になるスケジュールに
私は次々とハードルを超えるばかりで先が見えなくなっていました……。
49: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/12/02(日) 00:17:37.51 ID:1XyBkUcg0
彼、結構不器用なところがあって……
仕事を埋めることでしか私に会えないと
50: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/12/02(日) 00:19:01.96 ID:1XyBkUcg0
夏の本番が始まる頃にはスケジュールの過密具合は
ピークに達していて、……世間は夏休みムード。
51: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/12/02(日) 00:20:04.82 ID:1XyBkUcg0
電話をするたびに開く手帳のスケジュール欄は
びっしり文字で埋め尽くされていました。
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