35: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/12/02(日) 00:00:52.18 ID:1XyBkUcg0
「はぁ……はぁ……! どうだった!? ねえ!」
「ええ、完璧なステージでした。さすがです」
36: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/12/02(日) 00:01:28.48 ID:1XyBkUcg0
「百瀬さん、今日のお渡し会、すごく好評みたいですよ」
「もう、莉緒でしょ? やり直して」
37: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/12/02(日) 00:02:20.91 ID:1XyBkUcg0
「莉緒、ほら、もう帰りますよ」
「も、もう一件だけ行きましょう?
38: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/12/02(日) 00:03:17.53 ID:1XyBkUcg0
「莉緒!」
「ど、どうしたの!?」
39: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/12/02(日) 00:04:09.23 ID:1XyBkUcg0
「莉緒? デモのテープが届いてますから、入れてくださいね」
「はーい、任せて」
40: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/12/02(日) 00:04:40.70 ID:1XyBkUcg0
「莉緒、今度のイベントではこういう衣装なんですが……」
「お……おお? まじ? ううん、イケるわ! やってみせる」
41: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/12/02(日) 00:05:32.21 ID:1XyBkUcg0
「剃らないとまずいわよね……」
「えっと……任せます。
42: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/12/02(日) 00:06:10.69 ID:1XyBkUcg0
「ねえ」
43: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/12/02(日) 00:07:02.92 ID:1XyBkUcg0
「夢があるんです」
「……どうしたの?」
44: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/12/02(日) 00:10:13.13 ID:1XyBkUcg0
「今年、行われるアイドルの祭典
アイドルアカデミー大賞……
今から半年後の12月です。
45: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/12/02(日) 00:11:32.44 ID:1XyBkUcg0
私達の関係はいつしか
一人のアイドルとプロデューサーという枠を
超えていました。
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