27: ◆IULkuZ.Noal.[saga]
2018/12/02(日) 01:18:35.42 ID:3XuD1HsnO
少女「お鍋を、よいしょっ」カタンッ
コトコト…コトコト…グツ…グツ
少女「よし。お皿、ふかいやつ……」
猿王「(……この音、何故だが分からんが落ち着くな。懐かしくもある)」
少女「はい、どうぞ。熱いから気を付けてね」
カチャ…
猿王「何これ」
少女「野菜とお肉を、お肉の出汁とかで煮込んだやつ。お昼にお姉ちゃんが作ったの」
猿王「いや、何故ーーー」
少女「お腹空いてるんでしょう?」
猿王「……」
少女「どうしたの?」
猿王「お前の分はないのか?」
少女「わたしは食べたばっかりだから大丈夫」ニコッ
猿王「(まさか、吾輩をもてなす為に自分の分まで差し出しているのか?)」
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